琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

となりの801ちゃん ☆☆☆


となりの801ちゃん [DVD]

となりの801ちゃん [DVD]

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独特の価値観で趣味を堪能するオタク女子=“腐女子”の生態を描いた話題のドラマ。原案は、小島アジコによる同名の人気ブログ。主演は、瀬戸康史D-BOYS)、広澤草。一見、どこにでもいるフツーのカップル、チベくん(瀬戸)と801ちゃん(広澤)が繰り広げる、オタクならではのディープな日常は、腐女子なら大いにうなずけるエピソードでいっぱい! 美男子どうしのカラミなど、妄想をほとばしらせる801ちゃんのハジケっぷりは、思わずうらやましくなってしまうほど。そんな彼女を優しく愛し、観察するチベくんの姿も微笑ましい。瀬戸と同じくイケメン俳優集団D-BOYSに所属する柳浩太郎も登場し、美系好きには見逃せない作品。――801ちゃんは筋金入りの腐女子。妄想が加熱すると、彼女の背中からヘンな生き物が飛び出して…!?(みきーる)

うーん、けっしてつまらないわけじゃないんだけど、いまひとつ乗り切れないような、そんな作品でした。
基本的に原作に忠実に、短いエピソードで繋げてあるのには好感が持てますし、つくりがチープなのはしょうがない(というか、豪華キャストでSFX使いまくり、だったら、かえって違和感ありそうだし)とは思うのですが、僕がいちばん感じたのは、「この801ちゃんのキャスティングがちょっと……」ということだったんですよね。いや、広澤草さんもけっこう可愛いし感じの良い女の子だとは思うのですが、801ちゃんって、「中身は筋金入りの『腐女子』だけど、ルックスは少女マンガの主人公みたいに純情可憐」であってもらいたいんですよ僕のイメージとしては。
広澤さんは、良くも悪くも「(別にこういう女の子が腐女子でも全然おかしくないな、と思うくらいの)普通の女子」だなあ、と。
しかし、このDVDって、チベくんをはじめとして、登場する男子はイケメン揃いで、ストーリー上必要と思われる以上に男同士のカラミのシーンが入っていて、要するに、「腐女子を見る男目線」の作品ではなくて、「腐女子が観たくなるような作品」にしようとしているみたいなのです。そうなると、801ちゃんが原作みたいなルックスだと、きっとターゲットの腐女子たちは感情移入しにくいんだろうな、と。男側からすると、ちょっととっつきにくい視点になっているような気がするのですが、まあ、しょうがないんでしょうね。ところで、『となりの801ちゃん』の読者って、男女どちらが多いのかな……

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