http://wttwtt.seesaa.net/article/3606025.html
「捜査と法廷でのやりとりで矛盾を導き出して、無罪を勝ち取る」という『逆転裁判』なのですが、最初のころの作品は、まさに「頭をひねって、矛盾を指摘する」ゲームだったのに、シリーズが進むにしたがって、「逆転裁判ワールド」という感じの独自の世界観を持つゲームになっています。「そんなやつはいない!」とか「霊媒に証拠能力があるのか?」とか「そんなトリックが現実に成功するのは、天文学的確率じゃないのか?空想科学研究所に調べてもらいたい」というような突っ込みどころ満載。
それでも、この『逆転裁判』は、僕にとってはものすごく面白いゲームなんですよね。辻褄というより「どうやって、この状況をもっともらしく見せるんだ?」という楽しさ。
まるで古典芸能のような「間」の世界の魅力。
サイバンチョ「では、判決を…」
…来るぞ来るぞ……
(まだか?)
『待った!』
というわけで、「4」も楽しみにしています。もういっそこのまま突っ走ってもらいたい。中途半端にリアルだけどつまんないゲームなんて、たくさんあるんだしね。