琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

雑記

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2014年10月1日のマツダスタジアムでの阪神戦、勝てば2位、そして初めてのクライマックスシリーズ(CS)の地元開催が決まる試合だった。 だが、カープは負けた。ホームゲームで、完膚なきまでに。 阪神・能見のデキは悪くなかったけれど、それにしても、先発…

そして、父になった……のだろうか?

参考リンク(1):昨日、子供が生まれた。-琥珀色の戯言 参考リンク(2):父親の、なり方。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。 うちの息子、今日で5歳になりました。 生まれたときは、どうなることやら、と思っていたのですが、なんだか僕自身は何もで…

夏休みのお知らせ

今夜からしばらく夏休みに入ります。 よかったら、twitterも覗いてみてくださいね。http://twitter.com/fujipon2

「セクハラ・ゲーム」をやめられない「偉い人」

参考リンク:まさか自分が(はてな匿名ダイアリー) これを読んで、いろいろ思い出した話もあるので、ここに書いておきます。 増田さん、あなたは「自分は30代前半女。容姿も良くなく、結婚も恋愛も諦めている」と冒頭に書かれています。 だから、「こんな性…

「それが反省している態度か!」

今回の「丸刈り動画騒動」をみていて、「反省」とは何か?と考えこんでしまいました。 峯岸みなみさんは、AKB48としては「禁忌」である「恋愛(というか、男性とのお泊りデート)」が週刊誌に報じられた事に対して、「それでもAKBに残りたい」ということで、…

ふたりの「気くばりの人」

最近読んだ本のなかに、「気くばり」「やさしさ」を周囲に敬慕されている、ふたりの「巨匠」の話がでてきました。 ひとりは、『ドラえもん』の作者である、藤子・F・不二雄先生。 もうひとりは、「最後の映画俳優」ともいわれる、高倉健さん。 このふたりは…

ネットやAmazonのレビューは「面白さ」を反映しているのだろうか?

参考リンク:生まれて初めてのコミックスが出た。(はてな匿名ダイアリー) 生まれて初めてのコミックスが出た。 生まれて初めての©だ!ISBNだ!と喜んだのもつかの間で、 続々とつく「つまらない」というネットレビューに愕然…。 これを読んでいて、僕は『…

海洋堂は「ブラック企業」なのだろうか?

参考リンク:オタクを超えた精巧さ!大英博物館も認める技術集団:海洋堂社長 宮脇 修一(みやわき・しゅういち)氏(テレビ東京『カンブリア宮殿』2012年9月27日放送分) 海洋堂のフィギュアは僕も大好きなので、この番組、興味深く観ました。 (番組の概略…

勝手に終われなかった『カラスの歌』の話

昨日の夜、志村けんさんのラジオで聴いた話。 アシスタントの女性タレントが30歳になった、という話を受けて、志村さんとダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが「自分たちが30歳の頃、何をしていたか」について語っていました。 志村さんは当時「ドリフターズ」の…

イジメと「と学会」

参考リンク(1):山本弘のSF秘密基地BLOG:世の中にはこんなにも異常者が多い、という話この山本弘さんのエントリに対して、「と学会」だって、「無知な人たちを『トンデモさん』としてさらし者にして、いじめてきたようなものじゃないか」という反応があっ…

広島カープ・野村監督と堂林翔太選手の「二つの約束」

7月21日の土曜日、ラジオで松山坊ちゃんスタジアムでのプロ野球オールスター第2戦の中継を聴いていました。 この試合でトップバッターに抜擢されたカープの堂林選手の打席で、ベンチリポートのアナウンサーが、「今シーズンが始まる前に交わした、野村監…

「言論の自由について議論する場所ではありません」

参考リンク(1):『ダークナイト ライジング』の批評でロッテン・トマトが炎上! - ニュースウォーカー Rotten Tomatoesの編集員は、「マーシャルは、同サイトで個人的な意見として映画の好き嫌いを書く権利がありますし、それについて読者の皆さんは、た…

「いじめられる理由」を語ることの虚しさについて

高校生からのゲーム理論 (ちくまプリマー新書)作者: 松井彰彦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/04/07メディア: 新書購入: 74人 クリック: 736回この商品を含むブログ (43件) を見る この『高校生からのゲーム理論』という本に、「いじめ」についてのこ…

効率の悪い「自分探し」について

名騎手・岡部幸雄さんの著書を読み返していて、すごく印象に残った部分がありました。 (シンボリ)ルドルフとの出逢いが、どうしてそれほど私の人生に大きな影響を及ぼすことになったのか。ひと言でいうならえ、ルドルフによって「最高」というものを知った…

父親とナマコの思い出(再掲)

今週のお題「父との思い出」 先日、飲み会の席に、ナマコが出てきた。スライスしたナマコにポン酢。ナマコの食べ方としては、かなりポピュラーなものだと思う。 僕は自ら好んでナマコを注文することはない。味や食感が嫌い、というわけじゃないんだけど。ナ…

「走る爆弾娘」を匿った男

参考リンク(1):同居の男「結婚申し込んだが断られた」(msn産経ニュース)参考リンク(2):【画像あり】 オウム菊地直子が潜伏していた家がボロすぎると話題に こんなとこに人住んでたら怪しすぎるだろ…(ニュース2ちゃんねる) 朝のニュースで、「走…

「バカの釣り堀」で釣られた話

参考リンク:バカの釣り堀 - 北沢かえるの働けば自由になる日記 ↑のエントリを読んで、もう30年以上も昔のことを思い出してので書いてみます。 僕が子どもの頃は、「駄菓子屋」って子どものパラダイスだったんですよ。 50円とか100円とか、おこずかいをもら…

「誰かを助ける」ということ

参考リンク(1):「学費を支援してくださる方を探しています」(BLOGOSの「話題」より) もう、この件については語り尽くされているようでもあるのだけれども。 僕はこのstudygiftというのと、その広告塔になった大学生・坂口綾優さんの写真をみて、なんだ…

「へなちょこパンチ」が変えた人生

2012年5月3日(木・祝)に、NHK-FMで放送された、特撮番組のテーマ曲や挿入歌を10時間にわたって取り上げるラジオ番組「今日は一日“特撮”三昧」のなかで、ゲストの女優・長澤奈央さん(『忍風戦隊ハリケンジャー』に野乃七海(ハリケンブルー)役として出演…

『虚構新聞』とネットリテラシーの限界

参考リンク:橋下市長、市内の小中学生にツイッターを義務化(虚構新聞) 『虚構新聞』のこの記事とその後のさまざまな反応について、考えたことをつらつらと。 僕はネット歴10年以上で、『虚構新聞』というサイトもよく読んでいたので、これが「ネタ」であ…

研修医を潰すための5つの方法

参考リンク:研修医の潰しかたを考えよう(レジデント初期研修用資料)↑のエントリを読んで、僕もあれこれ考えていたのですが、「自分自身が傷つかない方法で研修医を潰す」というのは、けっこう難しいですね。 そんななかで、即座に潰す、というのではなく…

あなたは、この赤信号を無視して渡りますか?

参考リンク:バレなければ良いという生き方(ボストン@愛の日記)↑の文章、高校時代、漢文の教科書に載っていた「天知る 地知る 子知る 我知る」という言葉を思い出しながら読みました。ちなみに意味はこんな感じ(Yahoo辞書より) 「後漢書(楊震伝)」よ…

「よかったら、この後、一緒に回鍋肉を作らない?」

『生きるコント2』(大宮エリー著・文春文庫)に、エリーさんの大学時代のこんなエピソードが紹介されていました。 東大に入りたての頃、あの手この手で、知らず知らず宗教団体に引き込まれる被害が相次いでいた。わたしはそのことを、学内で撒かれている注…

「ポジティブ」と「ネガティブ」に振り回される人たち

最近ネットで話題のこの話 ネガティブすぎて逆に凄いダイソー社長の発言 - NAVER まとめ↑を読んでいて以前書いたこんな話を思い出しました。 僕の大学の同級生にTという男がいるのだが、彼はものすごく真面目なヤツだった。 研修医時代も、ずっと遅くまで仕…

「やらせっぽくて、すみません」

日曜日の昼下がり、山下達郎さんのラジオ番組を聴いていたら、こんな投稿がありました(運転中に聞いたものを思い出しながら書いているので、ディテールは不正確です、たぶん)。 先日、あまり日頃交流がない近所のおじさんに、 「お宅の犬は、どうしたの? …

「イニシエーション」の季節

昨夜、仕事帰りに何気なく車でラジオを聴いていたのです。 その日のテーマは「宴会に関するあれこれ」。 時節柄、歓送迎会が多い季節ですからね。 そのなかで、こんなメールが紹介されていました(ラジオで一度聞いただけなので、ディテールは間違っているか…

「決められる人」の強さ

「ねえ、今日どこにごはん食べに行く?」 「どこでもいいよ」 「いや、僕は君が行きたいところに行くよ」 「私はどこでもいから、決めて」 「そんな遠慮しなくていいからさ」 「遠慮なんてしてないって」 「せっかく決めていいよって言ってるのに」 「だから…

アメリカの銃乱射事件の「加害者家族への手紙」

以前別のところで書いたものを、一部書き直しています。 『加害者家族』(鈴木伸元著・幻冬舎新書)という新書で紹介されていた話です。 加害者家族 (幻冬舎新書 す 4-2)作者: 鈴木伸元出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/11/27メディア: 新書購入: 12人 …

「曲げられない人」として生きるということ

「なんだこれは!主(あるじ)を呼べい!」 ドカドカドカドカ(廊下を走る音) 僕は『美味しんぼ』の海原雄山が、こんなふうに入った店でクレームをつけているのを(マンガやアニメで)見るたびに、「海原さんって、いつごろからこの芸風なんだろうなあ」と…

香山リカさんを「無能」と切り捨ててしまうことへの違和感

参考リンク:いま、香山リカ女史の無能さがヤバい: やまもといちろうBLOG(ブログ) 僕もあの『朝まで生テレビ』を録画して観たのですけど、それはもう、胸がすくくらいの打ち負かされっぷりでした、香山さん。 なんかもう、「さんせいのはんたいは、はんた…

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