琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

ウランドルへの道。

なんだかもう如何ともしがたく、何もやる気が起きず、それでも明日からまた仕事だという事実に打ちのめされている。ヒシミラクルで2億円の稼いだ人の話を聞いて、夢があるねと思っているうちはいいのだが、馬券者から言わせれば、ヒシミラクルに1200万も賭けるなんて時点で、八百長でもやっているかもともと後ろ暗い金かそれとも1200万くらい遊びの範疇で失ってしまってもシャレで済むレベルの金持ちかのいずれかであり、その2億円の裏でなけなしの10万円で年度代表馬とダービー馬のワイドを買ったオッサンたちが多量に「お馬で人生アウト」になっているのかもしれず、競馬には夢があるなんていうのはJRAの創り上げた幻想であってあるのは絶望とやるせなさと騙され搾取される人々だけなのではないかと思いながら車を運転していた夜中にカーステレオから流れてきたマイケルの「ヒール・ザ・ワールドに」涙している自分に気づき、こんなに人の心を揺さぶる音楽を創る人間の心もまた病んでいることにいたたまれなくも安らぎをおぼえてしまったりするのがたまらなくかなしくてむなしい日曜日の夜。

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