琥珀色の戯言

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サンライズジェガー、予後不良

http://news.netkeiba.com/index.php?pid=news_view&no=11996&category=A

ちょうどこのレース、テレビでリアルタイム観戦していたのですが、「サンライズジェガー競争中止です…」というアナウンサーの声に、ものすごく悲しくなりました。僕にとってのこの馬の記憶というのは、2003年の春の天皇賞でこの馬が2着に来たときに、この馬が気になって枠連で買っていたら、ちょうどダイタクバートラムと同枠に入っていたヒシミラクルが来て、タナボタ的に当たって嬉しかったことと、それ以来長距離レースでは必ず少しは押さえていたことくらいなのですが、ライスシャワーと同じリアルシャダイ産駒で、同じように競走中にこういう結末を迎えてしまうなんて。リアルシャダイ産駒で、G2を1勝、G1で2着が1回という成績では種牡馬入りも難しかったでしょうけど、この馬齢まで脚元に爆弾を抱えながら走らなくてはならなかったステイヤーというのは、なんだか、とても悲劇的な存在のように思えるのです。本当に、真の長距離馬にとっては、今の日本の競馬というのは、活き場のない時代だよなあ、という気がします。

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