琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

イレッサ問題

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000156-mai-soci

関連リンク:「効かない抗がん剤イレッサについて再度考える」
http://www5f.biglobe.ne.jp/~iyatsue/iressa2.htm

僕は「厚生労働省が規制すべき」とは思いません。もともとリスクが高い進行がんの状態の患者さんに対する薬なのですから、リスクを承知で使用するか使用しないかは、患者さんが選択すればいいことなのではないでしょうか。
むしろ、この件に関する問題点は、厚生労働省の「情報公開」に対する姿勢にあるような気がします。
厚生労働省が規制しなくても、客観的なデータが出揃えば、使うかどうかは個別に判断して決めればいいことなのですから。
ただ、【「論文化して学術誌に載せるまでは資料の配布はできない」】という姿勢は、人の命のことだからどうかと思うのですが、欧米はこういう権利関係にはすごく厳しいんですよね、学術誌に載るまでは、「種」みたいなもので、正式なデータではない、という扱い。

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