琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

川本真琴、活動終了。

http://d.hatena.ne.jp/toronei/20060124/U

 川本真琴さんって、世間一般的には、「もう終わった人」なのかもしれませんが、僕はけっこう好きで、今でもときどき聴いていたので悲しかったです。あの小さな体で、でっかいギターを弾いて歌う姿というのは、なんだかすごく心がざわざわしたというのか、ああ、これが「萌え」だったのだろうか。あのいかにも気が強そうで、前をキリッと見据えた表情などを観てみると、絶対に僕と友達になってくれそうなタイプではないと確信してはいたのですが(あんたもっとハッキリしなさいよ!とか言われそうだし)、なんか気になる人ではあったんですよね。「みんな同じに聴こえる」という声もあったし、僕もそう思っていたけれど、「gobbledygook」は、かなりオリジナリティに溢れている作品群で(というか、これをカラオケで歌える人はいないだろう、と確信してしまうような「難しい」曲なんですよ)、その分あまり売れなかったのかもしれないけれど、僕は大好きでした。「FRAGILE」とか、いま聴いても感動します。
 しかし、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E6%9C%AC%E7%9C%9F%E7%90%B4
ディスコグラフィーを見ていると、表舞台での活動期間は約5年くらいだったのですけど、それにしても寡作な人だったなあ、という印象です。正直、これを見るまでは、もっと出ていて僕の記憶にないのだとばかり思っていたけれど、アルバムなんてたったの2作しかないんだものなあ。「gobbledygook」のときも、4年ぶりくらいのアルバムで、川本真琴まだやってたんだ…と思ったような気がしたので、そのうちまた忘れた頃にタワーレコードとかで新譜を見ることになると予想していたのですが……

川本真琴

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