http://wwwz.fujitv.co.jp/123/oa.html
昨日放送の『ザ・ベストハウス123』というテレビ番組の中で、『ダ・ヴィンチ』(メディアファクトリー)の偉い人(横里編集長)が紹介していたのが、このベスト3。
■感動したいあなたに!絶対泣ける本BEST3(紹介文は『ベストハウス123の公式サイトより)
1位:西原理恵子「いけちゃんとぼく」
ある少年と、彼に寄り添う 「いけちゃん」の物語。二人は仲良しで、いつも一緒に遊んでいる。だが、いけちゃんの正体がわかってくるにつれて次第と涙があふれてくる。
- 作者: 西原理恵子
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 単行本
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2位:劇団ひとり「陰日向に咲く」
全5話の連作小説。著者の 劇団ひとりは、言わずと知れた人気お笑い芸人。この小説は発売されるやいなや、話題を呼んだ。横里編集長のおすすめは4話目の「オーバーラン」
- 作者: 劇団ひとり
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/01
- メディア: 単行本
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3位:荒木経惟「センチメンタルな旅 冬の旅」
これは、まさに荒木氏と妻・陽子さんとの愛の記録。新婚旅行の様子を撮影した「センチメンタルな旅」、そして、愛する妻の闘病の様子を撮影した「冬の旅」へと続く。
- 作者: 荒木経惟
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1991/02
- メディア: ハードカバー
- 購入: 4人 クリック: 87回
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なるほどなあ、というのと、「一般視聴者向けに」という条件だと、こういうチョイスになるのかなあ、というのと。あと2つはさておき、『陰日向に咲く』は、「泣ける」小説じゃないと思うんだけど。僕には、劇団ひとりさんの「容赦ない観察眼」のほうが印象に残った本でした。あと、紹介のなかで『いけちゃんとぼく』の「トリック」を完全ネタバレしていたのには驚きました。うーん、確かにああいう形で紹介したほうがセールスにも結びつきそうですが、あれは「読者の楽しみを奪う」ことでもありますよね……