琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

他人の2倍能力がある人

「他人の2倍能力がある人」にも、いろんな種類がある。
平均的な能力の人が8時間にやる仕事量を「100」と仮定すると、ある「2倍の人」は、8時間きっちり働いて200の仕事をこなすし、またある「2倍の人」は、4時間で100の仕事を終えて、残り4時間はサボってしまう。後者の場合、「2倍の能力」があっても、仕事の総量は平均的なものにしかならない。自分の余暇をつくるために、能力を発揮するというわけだ。
こういう人より、「8時間きっちり働く1.5倍の能力の人」のほうが、はるかに仕事の総量では多くなる。

やっぱり、ある種の勤勉さとか持続力がないと、能力っていうのは有効に発揮できないのだ。
そして、「才能の違い」なんていうのは、よっぽど上のレベルの勝負でないかぎり、みんなが思いこんでいるほど、「決定的なもの」ではないのだ。

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