琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

一流の「論客」になるためには

http://blog.goo.ne.jp/kamimagi/e/17b5c616ce002a8224965284f5de2f82

要するに、「ネット上で頭が良さそうに見せるには」というコツが書いてあるのですが、いろいろと思い当たるフシもあり、興味深く読ませていただきました。

あと、僕が考えた「論客」になるための秘訣としては、「自分のオリジナルを書くとボロが出るので、常に他人が書いたものを『批評する側』にまわれ」ということです。要するに「揚げ足を取れ」ってことですね。
まあ、僕は基本的に「論客ごっこをしている人」などには、全然興味も共感も抱けないのですけど。
彼らの言いたいことって、たいがい「俺は頭がいい」ってことだけなんだものなあ。

でもさ、常々疑問なのは、「医者は、患者にもっとわかりやすい言葉で説明しろ!」って言っているような「論客」たちが、自分のブログで日本人の大多数が知らないような社会学者の学説や海外のジャーナリストの文章などを、まったく解説なしで引用したりしていることなんですよね。あと、物事をなんでも自分の専門にあてはめて語ろうとする人とか。
「相手がどのくらいわかっているのか?」というのを理解しようという姿勢が無い人の「理論」なんてわからないよ。
「生徒の理解度」に無頓着な教師の授業がわかりにくいのと同じで。
 自分がわからないことは相手の説明が悪くて、相手がわからないことは相手の勉強不足だなんていう「論客」って、けっこう多いですよね実際。「わかんないほど斬新」なわけではなくて、「わからないということだけがオリジナル」なんて、どうしようもないよまったく。

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