琥珀色の戯言

3000冊以上の【書評】と500作以上の【映画感想】を、ちゃんと読んで、観て書いてきたブログです。話題になったあの本や映画の感想が、たぶんあります。新書、ノンフィクション、インターネット関連本が多め。

『HERO』感想

http://www.fujitv.co.jp/hero/index2.html


(ネタバレなので御注意を!)

面白かった!
久利生カッコいいぞ、くそ、ちくしょう!
最後のシーンを観ながら、やっぱり久利生(木村拓哉)のパートナーは、雨宮(松たか子)じゃなきゃ!と松たか子ファンの僕は思いつつも、やっぱり5年前より、久利生も雨宮も年取ったよなあ、と。それはもちろん、悪い意味ばっかりじゃなくて、ちょっと年を重ねた2人の物語を観たいなあ、とものすごく思いました。せっかくだから、続編作りましょうよ。
しかし、ドラマ的には、「HERO」って、「謎解きをあまり重視しない古畑任三郎」みたいな感じですよね。逆に、あまりに結末がストレートすぎて、「本当は滝田がやっちゃったんじゃなくて、社長がやったのをかばっていた、というオチなんじゃないかと最後まで思いながら観ていたんですけど、そういうひねりかたはしていなかった。と。そういう点では、ストーリー的には、なんとなく消化不良な感じはするんですが。
あと、やっぱり雨宮!とか書いてなんなんですけど、このドラマの真骨頂は、堤真一中井貴一という名優たちの共演にあったのかも。ただ、あと、泉谷検事役の綾瀬はるかさんも良かったと思います。綾瀬さんって、最近は深刻なドラマばかりが続いていたんだけれど、むしろこういう感じの「マジメなんだけど、ちょっと抜けてる」という感じのキャラクターのほうが似合うような気がしました。ただ、津軽が「周囲と距離を置いている理由」が「興味がもてなかったから」だけというのは、せっかく「演じられる」役者である堤さんなのに、なんだか理由が浅すぎるのでは。そこにもうひとつドラマがあっても良かったような気はしました。

いや、恨まれるのしょっちゅうじゃないですか、うちら。

カッコよすぎるぜ久利生!
同じように「恨まれるのしょっちゅう」である僕としては、ちょっとウルッときてしまったよ。
医者なんてのは、「恨まれる」こともあれば「感謝される」ことももちろんあるわけだけれども、検事なんてのは、圧倒的に「恨まれる」ことのほうが多いわけで。
でもさ、世の中には、あえて「恨まれる仕事」をやっている人がたくさんいるのだよなあ。

そうそう、このドラマを観ていてあらためて感じたのだけれど、キムタクも堤さんも中井さんも「声」がすごくいい!

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