琥珀色の戯言

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ツァラトゥストラかく語りき -まんがで読破- ☆


ツァラトゥストラかく語りき (まんがで読破)

ツァラトゥストラかく語りき (まんがで読破)

神に救われることを信じて「平穏」をむさぼる人間たち。彼らに生の意味をつきつけずにはいられないツァラトゥストラ。自己を超越した人間「超人」を目指すには、変わりなく永遠に繰り返される人生「永遠回帰」を避けては通れない。世界が変革を迎えた19世紀末に発表され、現代社会に大きな衝撃と影響を与えた問題作を漫画化!

アルファブロガー推薦のニーチェーを読んでみようと思って書店で探してみたのですが、中公文庫版はあまりに分厚く、冒頭部をパラパラと読んでみたのですが、ちょっと難しそう。そこで僕の目に入ったのが、この「まんがで読破」。
うーん、とりあえずこういうので概略だけでも押さえておけば、ちょっと自慢できるかな、と邪まな気持ちで購入し、30分くらいで読んでみたのですが、読み終えてびっくり。

……これ、確かに「神は死んだ!」とか「超人」とか書いてあるけど、『ツァラトゥストラかく語りき』って、本当にこんなヴィクトル・ユーゴーみたいな「物語」なの?

ネットで検索し、中公文庫版の『ツァラトゥストラ』をもう少し読んでみたのですが、どうも「全然別物」みたいです。
少しは「世界観」みたいなものは反映されているのだろうけど、このマンガを読んでも、ニーチェを読んだことには全然なりそうもありません。
このシリーズの他の作品は読んだことがないのですが、少なくとも、これを「ニーチェ原作」「まんがで読破」として売るのはどうなんだ……
うーん、やっぱりラクしようとしたらダメだなあ……

「超人」って書いてあれば「ニーチェ原作」なら、『キン肉マン』のほうがよっぽどニーチェじゃないか……

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