琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

「面白い日記」の条件

いわゆる「他人の日記」を面白いと感じる場合には2つのケースがあって、ひとつめは内容が面白い場合で、ふたつめは書き手に興味がある場合だ。そういう意味では、書き手の「アバウト」というのは、重要なコンテンツなのだと思う。筒井さんの「笑犬楼」とか大槻さんの「のほほん日記」なんてのは、内容の面白さと書き手への興味が共存している例なわけだが。

「Shibatajun.com」http://www.shibatajun.com/
の「Diary 100」を読んで、泣きそうになってしまった。僕が好きだった先生というのは、みんな何か「弱さ」を抱えていて、子供を子供扱いしないで同じ土俵で勝負してくれる人だったな、なんて考えてみたり。
彼女の日記はいわゆる芸能人にもかかわらず、ひとりの人間としての生活感とかがあって(たまにネタっぽいことも書いてるし)、「しばじゅんテキストサイト作ったら大手間違いなし!」とか思うのだが、それは本末転倒というものか。

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