僕にとっての一番の「思い出」は、パソコン初心者時代に「日記じゃんくしょん」に間違って連続投稿してしまったことでした。あんまりたいした話じゃなくて申し訳ないんですが。
あらためて考えてみると、『日記才人』というのは、「WEBで文章を書いて誰かに読んでもらいたいと切実に願った人たち」が作った、最後にして最大の非営利コミュニティだったのでしょう。
本当に、長い間おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。
「日記才人」がなければ、多くの「面白いんだけどニュースサイトで取り上げられるような機会がない普通の人の日常日記」の多くが失われていたのではないかと思います。
今、『日記才人』に並んでいる「最後の更新報告」を見ていると、『日記才人』への謝辞とともに、ごく普通の更新報告や単なる宣伝も混じっていて、なんだか『電車男』のラストみたいです。『日記才人』は、間違いなく、ひとつの時代をつくったサイトだった、ということなのでしょうね。