琥珀色の戯言

【読書感想】と【映画感想】のブログです。

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

GW休みのお知らせ

WEB

本日より数日間、『琥珀色の戯言』はGW休みです。 休み中、Twitterでは可能な範囲でつぶやいてみるつもりです。 http://twitter.com/fujipon2

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則 ☆☆☆☆☆

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン作者: カーマイン・ガロ,外村仁解説,井口耕二出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2010/07/15メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 126人 クリック: 3,690回この商品を含むブログ (302件) を見る 出版社 / 著者からの内…

恋文の技術 ☆☆☆☆

恋文の技術 (ポプラ文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2011/04/06メディア: 文庫購入: 25人 クリック: 474回この商品を含むブログ (84件) を見る 単行本が出たときには、『恋文』という題材にあまり興味がわかなかったのですが、文庫化…

パチンコがなくなる日 ☆☆☆

パチンコがなくなる日―警察、民族、犯罪、業界が抱える闇と未来 (主婦の友新書)作者: POKKA吉田出版社/メーカー: 主婦の友社発売日: 2011/02/05メディア: 新書購入: 7人 クリック: 166回この商品を含むブログ (7件) を見る 内容紹介 国民的娯楽、パチン…

西原理恵子の「あなたがいたから」 ☆☆☆☆

西原理恵子の「あなたがいたから」―運命の人鴨志田穣 (NHK「こころの遺伝子」ベストセレクション)作者: NHK「こころの遺伝子」制作班出版社/メーカー: 主婦と生活社発売日: 2011/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (7件) を見…

「運転してもいい人」と「運転してはいけない人」

参考リンク:なぜ彼はクレーンに乗らなくてはならなかったのか - Thirのノート 毎日新聞の記事より。 栃木県鹿沼市で登校中の市立北押原(きたおしはら)小の児童6人がクレーン車にはねられ死亡した事故で、逮捕された運転手の柴田将人容疑者(26)=自動…

君に届け ☆☆☆☆

君に届け スタンダード・エディション [DVD]出版社/メーカー: バップ発売日: 2011/03/11メディア: DVD クリック: 37回この商品を含むブログ (36件) を見る 内容(「キネマ旬報社」データベースより) 椎名軽穂の人気漫画を、多部未華子と三浦春馬主演で映画…

沈黙のファイル ☆☆☆☆

沈黙のファイル―「瀬島 龍三」とは何だったのか 新潮文庫作者: 共同通信社社会部出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1999/07/28メディア: 文庫購入: 24人 クリック: 672回この商品を含むブログ (59件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 敗戦、シベリア…

「いま、書いている人たち」に読んでもらいたい3つの文章

『無趣味のすすめ 拡大決定版』(村上龍著・幻冬舎文庫)より。 仕事における文章は、物語性がない分、さらに正確で簡潔であることが要求される。当然のことだが、コツや秘訣はない。ダメな文章を書く人は、文章が下手なのではなく、そもそも自分が何を伝え…

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 ☆☆☆☆

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣作者: 長谷部誠出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2011/03/17メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 39人 クリック: 2,734回この商品を含むブログ (204件) を見る 内容紹介 『心は鍛えるものではなく、整えるも…

あなたが主張している「正論」は、「不安な人」には届かない。

もしあなたが「なんとなく体調が悪くて不安」だったとしよう。 あなたは総合病院を受診し、不安を訴える。 診察室で、医者はあなたの訴えをパソコンのディスプレイを見たまま聞き流し、「じゃあ検査しましょう」と言う。 そして、血液検査やレントゲン検査を…

わたしを離さないで(再掲) ☆☆☆☆☆

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)作者: カズオ・イシグロ,土屋政雄出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/08/22メディア: 文庫購入: 32人 クリック: 197回この商品を含むブログ (312件) を見る 今夜NHKで「カズオ・イシグロ特集」が放送されていて…

原発離婚!

Twitterのタイムラインを眺めていたら、こんなツイートが! @minorikitahara 「不安だ」と嘆くと、水道水をガブガブ飲みだす夫、「日本の技術を信じろ」と言う夫、「夏の冷房が大変だな」と心配する夫、「一年間浴びていい放射線量」について語る夫たちに、…

女子校育ち ☆☆☆

女子校育ち (ちくまプリマー新書)作者: 辛酸なめ子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/03/09メディア: 新書購入: 4人 クリック: 109回この商品を含むブログ (52件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 女子一〇〇%の濃密ワールドで洗礼を受けた彼…

突然、僕は殺人犯にされた ☆☆☆☆☆

突然、僕は殺人犯にされた ?ネット中傷被害を受けた10年間作者: スマイリーキクチ出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2011/03/22メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 202回この商品を含むブログ (22件) を見る 内容紹介 お笑い芸人のスマイリーキクチが、ネッ…

もりだくさんすぎ ☆☆☆

もりだくさんすぎ―yoshimotobanana.com 2010 (新潮文庫)作者: よしもとばなな出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/03/29メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (12件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) いい仕事をしよう。大好きな人た…

「2011年本屋大賞」は『謎解きはディナーのあとで』

「2011年本屋大賞」は『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉著(小学館)に決定いたしました!(本屋大賞公式サイト)今回はかなり接戦だったようですが、結局、各地の書店員さんたちの「推し」が目立っていた『謎解きはディナーのあとで』が大賞に。 まあ、…

2011年「ひとり本屋大賞」発表!

本屋大賞(公式サイト) 明日、「本屋大賞」発表ですね。 毎年やっている僕が「本屋大賞」のノミネート作を独断と偏見でランク付けするというこの企画。今年もなんとか間に合いました。 というわけで、id:fujiponによる「2011年ひとり本屋大賞」の発表です。…

錨を上げよ ☆☆☆

錨を上げよ(上) (100周年書き下ろし)作者: 百田尚樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/11/30メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 151回この商品を含むブログ (27件) を見る錨を上げよ(下) (100周年書き下ろし)作者: 百田尚樹出版社/メーカー: 講談社発売…

キケン ☆☆☆

キケン作者: 有川浩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/01/21メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 217回この商品を含むブログ (156件) を見る 内容紹介 既にサークルの域は出た。活動内容もそうだが、集う人間の危険度が、だ。ヤバイ奴らが巻き起こす熱血…

「他者を笑いものにしているつもりの人間」の脆さ

『と学会年間・BROWN』(と学会著・楽工社)より。(「と学会」会長・山本弘さんのまえがき「知識を蔑む者は足をすくわれる」から) 2008年秋、日本のネット上で、「神舟7号映像捏造疑惑」が持ち上がった。9月27日に中国の宇宙船・神舟7号が行った船…

叫びと祈り ☆☆☆

叫びと祈り (ミステリ・フロンティア)作者: 梓崎優出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2010/02/24メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 203回この商品を含むブログ (117件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 砂漠を行くキャラバンを襲った連続殺人…

パパも守ってくれるから

2歳半の息子が、昨日のお昼に、こんなことを言っていたそうだ。 「地震があったら、家の壁も崩れるかなあ」 今回の震災に関しては、リアルタイムで映像を見るだけでも小さな子どもにとってはトラウマになるかもしれないけど、まだギリギリ物心がつく前くら…

出版大崩壊 ☆☆☆☆

出版大崩壊 (文春新書)作者: 山田 順出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2011/03/17メディア: 新書購入: 1人 クリック: 83回この商品を含むブログ (37件) を見る 内容紹介 大手出版社に34年間勤め、電子出版に身を投じた編集者が、自らの体験を基に既成メデ…

ストーリー・セラー ☆☆

ストーリー・セラー作者: 有川浩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/08/20メディア: ハードカバー購入: 2人 クリック: 179回この商品を含むブログ (113件) を見る 内容紹介 このままずっと小説を書き続けるか、あるいは……。小説家と、彼女を支える夫を突然…

堀井雄二さんが「至高のゲームデザイナー」であり続ける理由

僕はずっと疑問だったんですよ。 なぜ、「堀井雄二」という人は、こんなに長い間、ゲームデザイナーの頂点に君臨し続けていられるのだろう?って。 堀井さんが『ラブマッチテニス』でデビューして、『ポートピア連続殺人事件』が(マイコンで)大ヒットした…

「ゼロリスク」という幻想とアップル社の「発想の転換」

『予防接種は「効く」のか?』(岩田健太郎著・光文社新書)より。 ゼロリスクを考える時、僕が思い出すのはアップル社のコンピューター、Macです。Macのノートブック型のコンピューターを僕は愛用しています(こんなにスティーブ・ジョブズに貢いで〔投資し…

塔の上のラプンツェル ☆☆☆☆

『塔の上のラプンツェル』公式サイト あらすじ: 深い森に囲まれた高い塔の上から18年間一度も外に出たことがないラプンツェルは、母親以外の人間に会ったこともなかった。ある日、お尋ね者の大泥棒フリンが、追手を逃れて塔に侵入してくるが、ラプンツェル…

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